世界を舞台に活躍

海外旅行や海外留学が容易になった昨今、日本人看護師の需要は高まっています。逆の立場になったとしても、海外で、母国語で症状を伝えられて、処置や保険のことなどを説明してもらえるというのは、かなり安心しますよね。 「国際看護師」として活躍しませんか?


海外で働く場合、まず何より必要になるのが「語学力」です。

f37d5515c26d928b26b48889cd03e940_s 人の命に係わる現場ですから、ちょっとしたコミュニケーション不足や、認識の誤差などでミスを起こすワケにはいかないのです。パッと指示を受けて、パッと理解できるということが必須です。急患が来た時など、慌ただしい時に活躍できないと、実力主義の国ではあっという間に解雇されてしまう可能性も。

●国際看護師になる!●

☆アメリカで働く場合 まずはCGFNSという「看護学校卒業程度の知識がある」ということを証明する資格取得を目指します。なかなかハードルが高い試験です。 日本の高校卒業証明書と、看護師資格証明書の提出をすると同時に、英語力があることも証明しないといけません。TOEICで725点以上(自分の専門分野において滑らかな日常会話が出来る程度)を取得する必要があります。 先にTOEICを受けてからCGFNSを受験する流れになりますが、あまり早くTOEICを受験してしまうと後から困ってしまう可能性があります。 なぜならTOEICの有効期限は2年間のみだからです。 CGFNSは年に2回の開催ですし、1回で合格できるとは限りません。 しかもCGFNSに合格した後、今度はNCLEX-RNという資格をとらなくてはいけません。 CGFNSが仮免許試験ならNCLEX-RNは本試験です。 州によって合格点が異なるので、どこに住むのか、どこで働けるのかをある程度決めてからでないといけませんし、NCLEX-RNに1回で合格できるとも限りません。 また合格後もすぐに就職先が見つかったとしても、就労ビザの認可がおりるまで3か月ほどかかります。 勉強時間や引越しなどの準備期間なども考えると、TOEICの有効期限内に全てを済ませるというのはかなりキツめのスケジュールになってしまうかと思います。 準備と計画をしっかり練ってから動きましょう。


☆イギリスで働く場合 アメリカと比べて、手続きがかなり楽ということで「イギリス」を選ぶ人が増えています。 イギリスは元々、国が「看護師資格を持つ人の転入」を歓迎している国なので、働き始めるまで非常に楽なのです。 NMCという外国人看護師の登録を行っている団体で登録申請をし、認可してもらえるまで待つだけでいいのです。 ただ、業務に必要な英語能力だけは証明する必要があり、TOEICではなく、IELTSというイギリス独自の能力検定試験を受けなくてはいけません。 日本の英検で例えるなら準1級レベルに匹敵する難度の高い試験ですが、これをクリアすれば晴れて国際看護師の仲間入りです。
英語の勉強だけでOKなので、アメリカよりハードルは低いということで、海外で働きたい人たちに人気の国なのですね。
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☆もちろん、その他、英語圏以外での国でも働けます。ただ、例えばフランスで求められるのはフランス語でベラベラ喋れる語学力ですし、東南アジアやヨーロッパでは、地域によって母国語が異なり、でも患者はどこからでも来るので、2つ以上の外国語を覚える必要が出る可能性もあります。


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